こんにちは。ひととせ(@hitotose888)です。
不安定な世の中、仕事やお金の不安は尽きませんね。
老後2000万円問題もあり、若い人も投資に対して興味を持つ人が多いのではないでしょうか。
ひととせ家もFIREを目指して投資を始めています。
「つみたてNISA」と「iDeCo」で投資を行っており、この2つでFIRE達成が可能です!
今回は「つみたてNISA」や「iDeCo」にかかる金額やその効果を調査しました。
FIREや投資に興味のある人は必見です!
- FIREが達成できた状態が分かる!
- つみたてNISAとiDeCoでFIREできると分かる!
- 投資を始めるための流れがわかる!
FIREを始めるには若い方が有利!
才能・努力・運に恵まれない人へ
もしあなたに圧倒的な才能・努力・運があれば、今回の話は必要ないかもしれません。
きっとあなたは仕事やスポーツなど望んだ分野で成功できるはずです。
私は残念ながらそういったものは持ち合わせていません。
いわゆる普通の人がFIREを目指すにはコツコツと地道な行動が必要です。
そんな私達の味方になるのは「時間」です。
時間を味方につけよう
投資を成功させるには時間を味方につけましょう。
具体的には、「早く始めて、ずっと続ける」これだけです。
その理由は「金利」です。
銀行に預金するときや、ローンを組むときなどに聞きますね。
金利には「単利」と「複利」があり、投資には「複利」が非常に重要な役割を持ちます。
複利とは「元金だけでなく利子にも次期の利子がつく」ことです。
逆の言葉で「単利」というものがあり「元金だけに利子がつく」ことです。
言葉だけでは分かりにくいので、具体的な数字でみてみましょう。
単利と複利の違い
100万円を年間5%利益で30年間投資する場合で違いを理解しましょう。
※投資に慣れていない人向けに上の言葉を噛み砕いて言うと、
・投資資金100万円を
・1年間で5%利益が出る想定で
・30年間投資に当て続ける
ということです。
単利の場合
- 元金:100万円
- 利益:150万円
- 合計:250万円
計算式:100万円×(1+0.05×30年)
複利の場合
- 元金:100万円
- 利益:332万円
- 合計:432万円
計算式:100万円×(1+0.05)^30年
単利と複利の利益差
- 単利:150万円
- 複利:332万円
- 差:182万円
グラフにするとこのようになります。

元手は100万円で同じでしたが、複利にすることで182万円も差がでました!
毎月積み立てをして元手が増えると、更に差は広がっていきます。
複利を活かして投資を成功させましょう!

FIREのゴール
どうなったらFIREが達成と言えるのかゴールを決めましょう。
まずは家族構成から必要なお金を計算します。
FIREの目標
家族形態:夫婦2人
生活費:年間400万円
▶必須生活費:年間300万円=月間25万円
※家賃や光熱費、食費や生活用品など生きるのに最低限必要なお金
▶ゆとり費:年間100万円=月間8.3万円
※外食や娯楽、旅行などあれば生活が豊かになるお金
FIREを目指す年齢:60歳(定年と同時にリタイア)
※今回は最も遅いパターンなので、投資が加速できればより早くFIREも可能です。
必須生活費の年間300万円を資産収入で得る!
年間300万円を資産収入で稼ぐには?
詳しい説明は省きますが、FIREでは資産収入の25倍の元手が必要と言われています。
今回だと年間300万円が目標なので、25倍の7500万円が必要です。
とんでもない金額ですね…
サラリーマンの生涯年収2〜3億円の1/3ほどです。
もし投資をせずに貯金だけで貯めるにはどのくらいかかるか計算してみましょう。
Q:7500万円を貯金で貯めるには?
期間:35年(25歳〜60歳)
1年:約215万円=7500万円÷35年
1ヶ月:約18万円=215万円÷12ヶ月
生活費にプラスの金額なので、なかなか現実的な数字ではないですよね…
詳しくは次章で説明しますが、投資だと毎月10万円で達成することができます!
少ない金額ではありませんが、18万円よりは達成ができそうではありませんか?

毎月10万円でFIRE達成
目標を達成する
改めて目標を確認しましょう。
年間300万円の資産収入を得るために、元手が7500万円必要です。
35年間で貯めるとして、貯金だと毎月18万円が必要です。
しかし、投資だと毎月10万円で大丈夫です。
投資の毎月10万円の理由は、「つみたてNISA」と「iDeCo」です。
どこかで聞いたことがあるでしょうか。
どちらも国が設けた投資制度で、税金が優遇されています。
投資利益には20%の税金がかかりますが、それが免除されます。
どのくらいメリットが有るのか数字で確認しましょう。
投資で100万円利益が出る場合、税金の影響はどのくらい?
共通事項
- 元手:2000万円
- 利率:5%
- 課税前利益:100万円=2000万円×0.05
通常の場合
- 課税率:20%
- 課税額:20万円=100万円×0.2
- 最終利益:80万円=100万円ー20万円
つみたてNISA・iDeCoの場合
- 課税率:0%
- 課税額:0円
- 最終利益:100万円=100万円ー0円
1年で20万円も利益に差が生まれます。
これが毎年起こるので、いかに税金を抑えることが大切かご理解頂けたでしょうか。
使えるものはしっかり使って賢く投資をしていきたいですね。
投資手法を理解しよう
①つみたてNISA
少額から長期・積立・分散投資するための制度です。
非課税期間が20年間あり、コツコツと続けていく投資方法です。
年間40万円までの投資は非課税対象になるので、月3.3万円が上限です。
1人1口座しか作れないので、夫婦ふたりだと2口座が上限です。
毎月の支払いは、3.3万円×2人=6.6万円です。
②iDeCo
iDeCoは個人で行う年金なので、老後2000万円問題の解決に最適です。
加入資格や掛金に何種類かあります。
- 自営業者:年間81万円=月6.7万円まで
- 企業型DCがある会社員や公務員:年間14万円=月1.1万円まで
- 企業型DCのない会社員:年間27万円=月2.3万円まで
1人1口座しか作れないので、夫婦ふたりだと2口座が上限です。
毎月の支払いは、2.3万円×2人=4.6万円です。
投資結果
つみたてNISAとiDeCoを満額で続けた結果を表にまとめました。

目標としていた7500万円を達成できました!
説明を簡略化するために省きましたが、つみたてNISAはiDeCoより先に満期になる可能性が高いです。
つみたてNISAが満期になれば、2460万円(1230万円×2人)の投資資金が手に入るので、
それを更に投資に当てることでより多くの投資利益を上げられます。
投資をするなら「楽天証券」がおすすめ
投資を始めるには投資会社に口座を作る必要があります。
証券会社は「楽天証券」が非常におすすめです!
つみたてNISA、iDeCoのどちらも楽天で始められますし、
楽天グループ全体でメリットを受けることができます。
- 楽天カード(クレジットカード)で投資ができる
- 楽天ポイントで投資ができる
- 楽天市場の買い物でよりポイントがもらえる
などなど、他の証券会社にはないメリットがたくさんあります!

毎月10万円を作るには
今、10万円を出せますか?
10万円。
なかなかすぐに出せる金額ではないですよね。
私も以前は毎月の収入をすべて使い切っていた生活だったので、
投資に回すお金は全くありませんでした。
投資資金を作るために
目標を達成するには、4つの手順で勧めましょう
- 目標を設定
- 現状を把握
- 目標と現状のギャップを知る
- ギャップを埋める具体的な行動を考える
それでは投資について一緒に考えてみましょう
①目標を設定「毎月10万円を投資に回す!」
先程から見てきた通り、毎月10万円投資に回すことが目標です。
7500万円貯めるだと目標が遠すぎて実感がないですが、
10万円だと達成できそうな気がしませんか?
②現状を把握「家計簿をつけて家計を把握!」
なにもないところから10万円は生まれません。
家計簿をつけてお金の使い方を把握しましょう。
投資に回せるお金はいくらあるのか、ないならどうやって作るのかを考える情報源になります
実際に私も家計簿のおかげで家計状況を把握でき、
固定費削減などの具体的な行動を起こせるようになりました。
ひととせ家で行っている家計簿のやり方はこちらです。
③ギャップを知る「投資0円から10万円に増やす!」
改めて目標と現状を比較しましょう。
投資が0円であれあば10万円まで増やす必要がありますね。
④具体的な行動
どうやって10万円を作るのか、具体的な行動レベルまで考えましょう。
お金を作るには2つの方法しかありません。
①支出を下げる
- 固定費削減:格安Sim、保険見直しなど
- 変動費削減:食費、生活用品など
支出を下げるには固定費を下げましょう!
一回の見直しでずっとお金を節約できます。
②収入を上げる
- 本業:昇給・昇格でお給料アップ
- 副業:新しく初めて収入ゲット
本業でお給料を上げるには時間がかかります。
できれば副業を初めて収入を増やしていきたいですね。

まとめ
時間を味方につけよう
投資は絶対に時間を味方につけましょう!
「早く初めて、ずっと続ける」これがキーワードです。
その理由は、「複利」です。
複利は投資において強い追い風になります!
100万円を年間5%利益で30年間投資する場合。
単利の場合:250万円になり、150万円増えます。
複利の場合:432万円になり、332万円増えます。
単利と複利で182万円の差が出ます!
逆に、時間の力を活かさず早く稼ごうとすると
- 超ハイリスク・ハイリターンのギャンブルをして大損!
- 怪しい投資に手を出して詐欺にあってしまう!
- 一時的に儲かっても続かずに結局負ける!
など危険も伴います。
手っ取り早くお金が手に入れば最高ですが、残念ながらそんな方法はありません。
堅実に着実にコツコツと取り組むんでいきましょう。
年間300万円を投資で稼ごう
夫婦二人暮しだと仮定して、年間の生活費が400万円だとします。
そのうち必須生活費が年間300万円=月間25万円かかるのでそれを投資で稼ぎましょう。
※家賃や光熱費、食費や生活用品など生きるのに最低限必要なお金
FIREでは収入の25倍の元手が必要と言われています。
今回だと年間300万円が目標なので、25倍の7500万円が必要です。
貯金で7500万円貯めるには
期間:25歳〜60歳の35年間
1年間で215万円必要
1ヶ月で18万円必要
貯金だけで貯めるには25歳から60歳の間で、年間215万円=毎月18万円 も必要です!
かなり現実的でない数字ですね…
そこで投資の出番です。
投資だと毎月10万円で、60歳までに7500万円を貯めることができます!
毎月10万円の理由は、「つみたてNISA」と「iDeCo」です。
どちらも国が設けた投資制度で、税金が優遇されています。
この2つをフル活用することで7500万円は達成できます。

投資会社は「楽天証券」がおすすめ
投資会社はたくさんありますが、私は「楽天証券」をおすすめします。
大手企業の楽天が運営しており安心感がありますし、
楽天ポイントで投資ができたり、楽天市場でポイントが多くもらえたりと楽天全体でメリットが有ります。
毎月10万円の投資資金を作るために
毎月10万円が必要と言われてもぱっと出せる金額ではありませんよね。
実際にどうすれば投資資金を捻出できるのか考えてみました。
投資資金を作るために4つの取り組みが必要です
- 目標を設定「毎月10万円の投資」
- 現状を把握「家計簿をつけて家計を把握!」
- ギャップを知る「投資0円から10万円に増やす!」
- 具体的な行動「支出を下げる+収入を上げる!」
いかがでしたでしょうか。
みなさんも一緒にコツコツと頑張ってFIREを目指しましょう!
以上、ひととせでした。
ツイッターもやっているので、ぜひフォローお願いします!