ひととせブログ
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仕事・副業

採用面接で見られるポイント3選|25歳が部下の採用面接をした気付き

こんにちは。ひととせです。

4月になりましたね。人生のイベントが起こる季節。

私にも部下が一人増えました。

今年の2月から5名の方と面接を行いました。

IT営業の前は、人材サービスに携わっており、面接の経験は多と自負しています。

「転職の面接ってどこを見られているんだろう?」

「なにをアピールしたらいいんだろう?」

「採用側ってどんなことを考えているんだろう?」

転職に前向きな人も、採用に興味のある方はぜひこの記事を読んで

採用側がどこを見ているのか、どうアピールすればいいのか知ってください。

人生100年時代。あなたにも転職のタイミングが訪れるかもしれません。

ぜひ参考にしてください!

面接で見られる3ポイント

結論としては、

  1. 人間性
  2. 志望動機
  3. 仕事への取り組み方

の3つです。

面接では1時間ほど、応募者と採用者が話し合います。

短い時間で採用者はどういったところをチェックしているのかご紹介します。

ポイント1.人間性

一つ目は「人間性」いわゆる、コミュニケーション能力です。

コミュニケーション能力といっても幅広いですが、特に見られているのは

  • 今のメンバーと仲良くやれそうか
  • 他責の考え方をしていないか
  • ストレス耐性が低すぎないか

以上の3点です。

一つずつ詳しく説明します。

今のメンバーと仲良くやれそうか

立ち上げ時期でない限り、すでにメンバーがいることがほとんどです。

その人達とうまくやれるかは非常に重要な要素です。

新しい人の能力は面接だけでは分かりません。

跳びぬけて優秀な経歴や実績の持ち主でなければ、

もし今のメンバーと関係性が悪くなりそうなら人は絶対に採用しません

その人のせいで、今活躍しているメンバーが抜けてしまっても

新しい人がカバーできると保証できないからです。

人柄や性格はすぐに変えることができない要素だからこそしっかりチェックします。

とはいえ、今のメンバーがどういう人かは運によるところも多いので

自分にできる最低限のことはしましょう。

第一印象が勝負です!明るく、元気で、前向きに!

当たり前すぎると思うかもしれませんが、3つとも揃っていない人は結構います…

自責の考え方をしているか

考え方が「自責」か「他責」どちらかは、非常に重要です。

自責の人は、失敗した時に自分の過ちを認められます

一方、他責の人は、失敗を他人のせいだと考えます。

仕事をするなかで失敗してしまうことはあるでしょう。

そんな時に、他責の考えだと他人に文句ばかりで、上司も扱いづらく

トラブルメーカーになる可能性があります。

反省もできないので、成長もできません

失敗したエピソードを話してもらい、失敗の原因やその後の対応などを聞いて、

他責の考え方だと感じたらお断りします。

ストレス耐性が低すぎないか

ストレス耐性が低すぎる人は、すぐに辞める可能性が高いのでお断りします。

もちろん、パワハラやブラック企業を我慢しろという訳ではありません。

転職回数が多い人で、退職理由がはっきりしない人は要注意です。

会社は安定・継続を前提に業務を行っています。

仕事で辛かったエピソードや、その対処方法などを聞きます

ポイント2.志望動機

志望動機は、長く働いてくれそうかの判断として確認します。

中でも2つの項目は特に重要です。

仕事に興味をもった理由は?

応募してくれた人は、その仕事に興味を持ってくれています。

ただ、イメージや理想が先行して、実際の仕事と違った想像をしている人もいます。

IT業界であればこんな人がいます...

アイコン名を入力

IT業界ってオシャレでイケイケそう!
俺もイケイケな仕事したい!!

アイコン名を入力

IT業界って今伸びてるらしい!
稼げるスキルが身に着けられるかも!

二人の気持ちはよくわかります…

ただ、地方都市の設立年数が長いIT企業はイケイケでもないですし、

超特別なスキルが身に着けられるわけでもありません…

都会の大手IT企業や、ベンチャー企業はメディアに取り上げられるので、

そういったイメージを持ちやすいのだと思いますが、現実は違います。

どんな仕事も当たり前の積み重ねです。

メールを打って、電話をして、打ち合わせをして一日が終わります。

「思ってたとの違う!」とならないように、応募側も採用側を認識合わせが大切ですね

仕事に求めることは?

仕事をすぐ辞める人は、自分が何をしたいのかはっきり決まっていない人が多いです。

なんとなく仕事についたけど、特に目標がないのでなんとなくやめてしまう。

それを繰り返してしまいます。

応募者が何を目的に仕事を選んでいるのか、それをうちで満たせるのかを確認するために、仕事に求めることを聞きます。

給与やワークライフバランス、やりがいや成長など、人によって本当に様々です。

自社で提供できるものも限られているので、もし満たせないようなら相手のためを思ってお断りします。

ポイント3.仕事の取り組み方

面接では実績や成果をアピールします。

採用側が見てるのは実績の大きさではなく、どうやって成果を出したかです。

あなたの成果が嘘か本当はバレバレ

自分をよく見せようとするあまり、成果や実績を誇張して話す人がいます。

詳しく話を聞いていくと、回答に詰まったり矛盾が出てきたりして、大げさに言ってるのが分かります。

自分をよく見せたいという気持ちは分かるのですが、

誠実さや正直さを感じることはできませんよね。

それに、正直にならないと採用後、お互い不幸になります。

上司

このくらいの仕事はできると思って採用したのに
全然能力が足りてないじゃないか…

部下

オーバーにアピールしたせいでできない仕事をどんどん振られちゃう!
仕事も回らないしどうしよう…

成果の大きさより 仕事への取り組み方

仕事の成功要因は複雑です。

本人が努力するのはもちろんですが、気付かないところでラッキーが重なっただけかもしれません。

周りの人にとても助けられたのかもしれません。

でも本人には自分の努力以外は見えにくいものです。

採用側は、その人がうちの会社でも同じような成果を出していけるか心配です。

過去の成果が素晴らしくても、環境が変われば活躍できないことは考えられます。

なので、面接では「仕事への取り組み方」や「目標達成への考え方」を質問します

がむしゃらに頑張るだけなのか、計画を立ててコツコツ積み上げるのか、

締切り前に焦って行動するタイプなのか。

仕事内容や会社の雰囲気で求められる人物像は異なるので、

応募者も事前に調べたり面接で質問したりして、

自分の考え方と合っているのかは確認しておきましょう。

まとめ

面接では、

  1. 人間性
  2. 志望動機
  3. 仕事への取り組み方

の3つを特に見られています。

面接は、仕事のお見合いのようなものです。

応募者は自分のアピールの場でもありますが、

応募した企業が自分に合っているのかを確認する場でもあります。

受かるために嘘や誇張をせず、真摯に向き合って面接に挑んで、

応募した会社に違和感を感じるなら、自分に合っていない会社か考え直すべきかもしれません。

ABOUT ME
ひととせ
26歳会社員|副業ブロガー。 本業ではIT系の営業マン。FIREを目指して副業・節約・投資に取り組んでいる。 妻とトイプードルの3人暮らし。人と生活が豊かになれる情報を発信中。